バベル

今更なに言ってんだという感じだろうが、映画バベルを観た。

これはなかなか面白かった。

1つの出来事がきっかけで、より複雑な問題を巻き起こしながら、アメリカ・メキシコ・モロッコ・日本のそれぞれの人生の影響を与えていく・・・

テーマはこの映画公開の前年にアカデミー賞をとった「クラッシュ」と似ており、ちょっと公開のタイミングが悪かった気もするが、普通ならいかにもオスカーを撮りそうな作品。

1つ気よくわからんのは、菊池凛子はあそこまで脱ぎたがるのか。
聾唖者で処女という条件が本人にとって、普通の人との違いを意識させ、早くコンプレックスを取り除きたい。という気持ちの現れということでいいか?

それにしてもこの監督の映画は一貫して暗くて、息苦しくなるような閉塞感がある。
飲み屋とかで会ったらどんな話してるのか気になるわ。

もし、2ができたら「バベル2世」ということになるんだろうな。

# by 167m | 2009-05-05 09:56 | 映画 | Trackback | Comments(0)

なんちゃってドキュメンタリー

DVDでクローバフィールドを観た。


ストーリーについては一切公開しないCM手法で公開前は随分話題になったが、公開後はたいして話題にもなっていなかったので期待してなかったが、まぁおもろかった。

雰囲気は
[日本の怪獣映画と、タワーリング・インフェルノとエイリアンをいっぺんに撮ろうとして遣り過ぎた。]
といった感じ。

映像は噂どおり、全編「偶然居合わせた人がホームビデオで撮影した。」設定の為、臨場感はあるもののブレが酷い。家のTVがちっちゃくてよかった。映画館で観てたらヤバそうだ。

この手の映画で「なんでやねんっ!」って言うのは無意味だが、あんな状況でカメラを離さないヤツがいるのか?

いたっ!

あれは中学生の時。
遠足だかなんかの学校行事で、雨上がりのぬかるんだ山道を下っていた時。
前を歩いていた同級生が派手に転んで滑り落ちていった。
全身泥だらけになりながらも、立ち上がって一言。
「カメラだけは護ったよ!」


多分、アメリカ人はこの映画を観ると9.11がフラッシュ・バックするんだろうけど、私のクラスメイトならあのシーン思い出すに違いない。続編を作るなら、彼女をカメラマンに起用してほしいものだ。

★★☆☆☆

# by 167m | 2009-03-16 00:42 | 映画 | Trackback | Comments(0)

6月7日公開

ガイ・リッチー監督の最高傑作…映画「リボルバー」

リュック・ベッソン(制作)×ガイ・リッチー(監督・脚本)のスタイリッシュ・サスペンス・アクション。
REVOLVER
リュック・ベッソンも好きだし(監督として)、ガイ・リッチーも好きだし、スタイリッシュな映画も好きだし、アクション映画も好きだ。
これは面白く無いハズが無いだろう。久しぶりに映画館に行って観たい映画だ。

期待しながら公式サイトを覗いてみたが、COMMENTを読んだら期待ハズレで終わる可能性が高い気がしてきた・・・

公開されたらそのうち観に行ってこよ。


# by 167m | 2008-05-30 00:18 | 映画 | Trackback | Comments(0)

弾ははずさねー

グラインドハウスのもう一本、プラネット・テラーinグラインドハウスを観た。

滑り出しは王道ゾンビ映画のストーリーを踏襲しているんだが、意表をついてヒーロー役の男が異常に強い。
西部劇のガンプレイのように注射器を操る女医。
観ていて「なんでやねん!」と突っ込みたくなる箇所満載。

「デスペラード」でもそうだけど、ロバート・ロドリゲスの突拍子も無い発想は天才的だな!
足に機関銃とか、ミサイルをブリッジして避けるとか・・・

デス・プルーフよりもだいぶ面白い。
★★★★★

# by 167m | 2008-04-09 00:04 | 映画 | Trackback | Comments(1)

もう一本も観てみるか

デスプルーフinグラインドハウスを観た。

この写真を観ただけでも解るように、タランティーノらしい映画。
しかも、この人チアリーダー役でもない。
B級映画へのオマージュということだけあって、風刺や批判などのメッセージはまったくなし。
敢えてメッセージを読み取るなら、CGから役者へ映画を取り戻す為の試みか?

前半はひたすら女の子達のどうでもいい様な会話が続く。しかし、レザボア・ドッグスと比べると会話のセンスがいまひとつ。そして長い。
だらだらさせといて後半はカーアクションでスリルを際立たせる。ホラーではないけど手法としてはホステルと同じか。
そして最後はそんなんでいいの?というようなエンディング。

タランティーノの映画として裏切られる事は無いが、あまり期待してもだめ。
★★★☆☆
パルプ・フィクションを100点とするとこれは60点だ。

# by 167m | 2008-03-26 00:41 | 映画 | Trackback | Comments(1)

蜘蛛男

スパイダーマン3を観た。

1と2の記憶もおぼろげで、なんとなく観たがそれなりにおもろかった。
ストーリーはありがちで、低予算映画だったらまったく面白くないだろうが、そこは人気シリーズ。
制作費3億ドル。CGの映像が凄くて退屈させない。
サム・ライミも立派になったものだ。それにしても、トビー・マグワイヤといい、キルスティン・ダストンといい、見た目華の無い役者を使うのは意識してか?

★★★★☆

# by 167m | 2007-12-08 12:50 | 映画 | Trackback | Comments(5)

ゾンビがくるりと

ランド・オブ・ザ・デッドを観た。

おれはゾンビ映画が結構好きだ。
ある日突然、謎の原因で死者が甦り、人間を襲ってはその新鮮な肉に喰らいつく
この発想が素晴らしい。因果応報とかの何となく刷り込まれてきた道徳観念を一切無視!
まったく自分に原因が無いところで厄介な事に巻き込まれて、何とかしようと努力するが、いかんともし難く抵抗がまったく無駄になる。っていうのは実社会でも良くあることだ。
実社会で絶望する前に、映画で絶望感を疑似体験するのも免疫ができて良い。

実際この映画を観てみると、ホラーアクションとしてはまずまずだが、設定が非日常的な未来で悲壮感や絶望感は薄い。
リーダー格のゾンビには感情があるようで、「まったく得体の知れない何か」という恐怖も薄れる。ゾンビの生みの親、ジョージ・A・ロメロ監督ながら、ゾンビ映画らしくない。
ドーン・オブ・ザ・デッドの方がゾンビらしいゾンビ映画だった。

★★☆☆☆

# by 167m | 2007-11-28 00:12 | 映画 | Trackback | Comments(3)

どろろもどろも泥のうち

どろろを観た。

終わりの見えない戦国の世を憂う武将・醍醐景光は、戦乱の世を治める力を得るため、自分の子の体48箇所を48体の魔物に差し出す。こうして生まれた百鬼丸は、医師・寿海に仮の体と護身のための妖刀を与えられ、見事な成長を遂げる。やがて、魔物を倒すごとに奪われた体の一部を取り戻すことを知った百鬼丸は、魔物退治の孤独な旅に出る。ひょんなことで百鬼丸の存在を知ったコソ泥どろろは、百鬼丸の強さの象徴である妖刀を奪うため、その旅を追いかけ始める…。


原作を読んでないけど、どうやっても面白くなりそうなストーリーで「流石、手塚治虫先生」といった雰囲気だが・・・
前半はひたすら強引な展開。敵の魔物はCGなのに妙にレトロでウルトラマンを彷彿とさせる。
ワイヤーアクションも特に目新しさは無い。雑魚の人間がみんな村上ショージに見える。
後半の人間臭い葛藤は手塚治虫らしくてそれなりに楽しいのだが、映画としては今ひとつだな。
★★☆☆☆
原作を読んでたらもっとがっかりしたかも。
柴咲コウの演技は良かった。

# by 167m | 2007-09-22 03:32 | 映画 | Trackback | Comments(3)

またもドイツ映画

今日はなんとなく重い映画が観たいと思い、善き人のためのソナタを観た。


2007年アカデミー賞外国語映画賞を受賞したドラマ。84年、東ドイツの国家保安局のヴィースラー大尉は、劇作家・ドライマンとその恋人で舞台女優のクリスタが反体制的であるという証拠を掴むため監視を始めるが、次第に彼らの世界に魅入られ…。





感動作としてそれなりに話題になっていた。
期待どおり重い映画で、ラストは感動的だった。しかし、前半が退屈すぎる。

びっくりするのは旧東ドイツの監視体制の厳しさ。
この映画の大半は1984年の話。ベルリンの壁が崩壊したのが1989年。
これを観るとやっぱり壁なんて無い方いいと思うんだが・・・
★★★☆☆

# by 167m | 2007-09-03 00:23 | 映画 | Trackback | Comments(3)

オリジナルを超えるコピーなど存在せんのだ

ポセイドンを観た。
オリジナルは1972年公開。
子供の頃観てかなりおもろかった記憶がある。


『ポセイドン・アドベンチャー』をウォルフガング・ペーターゼンがリメイクしたアクションアドベンチャー。転覆した豪華客船「ポセイドン」の船内で、生き残りを賭けた死闘が繰り広げられる。



オリジナルは正義や老夫婦の愛とか、ヒューマンドラマにスポットを充てて感動的なストーリーだったが、こちらはリアルなサバイバル映画になってる。

映像については比べるまでも無いが、どうもキャラクターが薄い。
あっさり転覆した後、逃げるのに必死で感情移入する余裕がない。
最初の方で、いかにも真っ先に死にそうなキャラの強いヤツが出てくるんだが、秒殺。
これが残念。

今、70年代的なヒューマニズムを押し付けられてもうそ臭い感じしかしないかも知れないが、オリジナルを観ればこと足りる。
★★★☆☆

# by 167m | 2007-09-01 11:09 | 映画 | Trackback | Comments(5)

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